看護師の転職方法は3つ
慢性疾患の患者さんをケアする慢性期病院に転職する方法は3つあります。方法によってメリット・デメリットが異なるので、自分にとって最も良いと思える方法を見極めましょう。
友人・知人から紹介してもらう
まず考えたいのが、看護師をしている友人や同僚に紹介してもらうことができるかどうかです。実際に働いている職場ならよりリアルな様子を知ることができるでしょう。それにお互いのことをよく知っている相手からの紹介なので安心です。ただし、その場合は内定が出てから断りにくい、というデメリットがあることを忘れてはいけません。友人は看護のプロではあるかもしれませんが、転職に関するプロではないため、その人に合う職場かどうかを判断するのはなかなか難しいでしょう。転職してからトラブルがあると、紹介してくれた人にも迷惑をかけてしまいます。紹介はとても良い方法ですが、慎重に考えて行動する必要があります。
ハローワーク・ナースセンターを活用する
多くの選択肢から自分で求人を選びたいなら、ハローワークや日本看護協会が運営しているナースセンターを活用するという方法があります。紹介している求人数はとても多く、公的な機関が運営しているということで安心感は抜群です。紹介してくれる友人などが見当たらない場合は、ハローワークやナースセンターで求人をチェックしてみましょう。
どちらも求人数が豊富なので選択肢が多い反面、多すぎて自分に合う病院を見つけるまでに時間がかかる、というデメリットがあります。また、最低限の情報しか掲載していないケースも多いため、詳しいことを知りたければ独自に調査しなければなりません。
看護師専門の転職サイトを活用する
紹介も公的機関もピンとこないなら、看護師専門の転職サイトを利用してみるという方法があります。多くの看護師がこの方法で転職を成功させており、事実上一番スタンダードな看護師転職の方法といえるでしょう。
サイト内に公開されている求人情報は自由に閲覧が可能なので、好きなときに好きな場所でじっくりと仕事探しができます。転職サイトの特徴は求人数の多さです。それだけなら多くの求人を扱っているハローワークやナースセンターと同じですが、転職サイトの場合は手厚いサポートが受けられる、というメリットもあります。これは転職のサポートに特化した看護師専門の転職サイトだから受けられるサービスです。転職活動をトータルでサポートしてくれるため、早く確実に進めていくことができます。
転職サイトのデメリットはサイトの数が多くて迷ってしまうことです。サイトによってサービス内容が異なるので、自分に合う転職サイトを選ぶことが転職を成功させるコツです。